看護師とチームワーク

看護師の仕事を行う上で、重要なウェイトを占めているのがチームワークです。ひとりで仕事をすることが多い、訪問看護師でもチームワークが欠かせません。お年寄りなど高齢者が多い訪問看護では、いつ担当する高齢者の方の容態が急変するか分かりません。そんな時に担当の医師に指示を仰いだり、自分が所属する部署に連絡したりとチームワークが必要不可欠です。

ほとんどの訪問看護ステーションでは受け持ち制やチームナーシング制を採用していて、さまざまなケースを通じてよりよい看護を行うにはどうしたら良いのか努力しています。ひとりで仕事をすることが多い訪問看護師でもそうですが、まして働いている医師や看護師の人数が多い総合病院などでは、他のスタッフとのチームワークなしでは仕事になりません。

他の仕事でもチームワークが大事な仕事はたくさんありますが、看護師の仕事は特にそうです。たとえば入院患者さんがいる病院では、患者さんひとりひとりの情報をスタッフのみんなで共有する必要があるからです。看護師ひとりで24時間、担当する患者さんのお世話をするわけにはいきません。

それは担当の医師にも言えることですが、看護師がいなければ患者さんの容態が急変しても分かりません。患者さんが服用するお薬も、入院患者さんの容態を看護師から聞いたりして医師が薬剤師に処方します。このように病院で働いている看護師の仕事は他のスタッフとのチームワークで成り立っています。

どんなに看護師としての知識や技術が優れていても、もしひとりでも勝手な行動をする看護師がいるととても困ってしまいます。チームワークの大切さは何か問題点があれば、それをみんなで共有して解決策を考えることです。しかしひとりでも勝手な行動をとる看護師がいると、みんなのチームワークが乱れてしまいます。

看護師として一人前に育てるまでには、最低でも3年は掛かると言われています。看護学校でいくら学んでも、実際の医療の現場ではまったく異なります。自分ひとりで対応できない時でも、先輩看護師がいると助けてもらえます。そんな新人看護師でも3年も経つと、今度は自分が後輩の看護師を助ける番です。

このようにチームワークとは、お互いに助け合うことでもあるのです。特に人の命を預かる看護師の仕事は、チームワークなしでは考えられません。夜勤にしても他の看護師との、チームワークで成り立っています。もし急な欠勤や辞職などがあればチームワークの和が乱れ、その負担は自分にかかってきます。

トリアージナース ナース専科

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